製菓の専門学校で出会った友人達

先週の三連休に、今は長野の住んでいる専門学校からの友人が新潟に旅行に行き、

同じく専門学校で一緒だった友達のお店に遊びに行って、わざわざ福岡に焼き菓子

を送ってくれました。

そんな事もあり、今日は専門学校時代の事を書いていこうかと思っています。

私は新潟の高校を卒業した後、東京の『辻製菓専門学校』に入学しました。当時

の専門学校の名称は『エコール・キュリネール国立』と言って、就職活動で面接の

申し込みでお店に電話する時にスラスラ言えるように練習したものです。

ちょっと、全部で何クラスあったか忘れましたが１クラスが６０〜７０人くらいで、１クラスに

男子１５人くらいであとは全て女子でした。肩身が狭かった・・・

そんな状況だとやっぱり男子の団結力は強くなるのか、卒業して２０年以上経ちますが

何人かとは友人関係が続いています。

クラスの中で、６班ぐらいに別れて実習をするんですが、最初に同じ班になったのが

今は新潟でお店をやっている友達です。そしてもう一人が北海道出身の友達で

何故か先生に『三馬鹿トリオ』と言われていました・・・

授業は、流行っているケーキを教わるのではなく古典のフランス菓子を叩き込まれます。

先生が作った物や実習で作った物を食べて、自分の舌が作られていったと思います。

辻は東京と大阪にあるので、東京に来たのは北は北海道、南は静岡辺りの出身者がいたと

思います。特に仲がよかった友人はみんな東京のお菓子屋に勤めていたので、時間

を作って月一くらいで集まっていました。

ケーキの話、仕事の愚痴、これからの事・・・お酒を飲みながら語り明かしました。

今は、ケーキの仕事をしてる人、転職した人、住んでいる場所もみんなバラバラになり

それぞれ新しい道を歩いているけど、関係性は全く変わらず、会えば馬鹿話をしています。

２年前くらいに何人かで専門学校に行ったんですが、２０年以上も前の卒業生なのに

覚えていてくれて嬉しかったです。開店予定ですと伝えると、学校から花を送るから

絶対に連絡してくれと言われ、実際オープンの時にお花を頂きました。

学校のあった国立（くにたちと読みます）は桜が綺麗なところなんです。いつになるかわからない

けれどまたみんなで見に行きたいな！